info
 

Up

 

蜷川幸雄演出、シェークスピア作「タイタス・アンドロニカス」二月稽古、3月彩の国芸術劇場にて一ヶ月公演。小生ローマの貴族イーニリアス、かなりダイナミックで残忍な芝居ですが、さすが蜷川氏、人間の原点を抉り出したパフォーマンスにして連日満員の客は惜しみない拍手を送ってくださいました。

6月ギリシャ悲劇ソフォクレスの「オイディプス王」。やはり蜷川幸雄演出。オイディプスには野村万斎、小生はコリントスからの使者、渋谷文化村シアターコクーン、ギリシャ悲劇の代表的な芝居だけあって宇宙的な壮大さの中での人間悲劇、コロスの過激なまでの動きと、一糸乱れぬダイアローグに囲まれての芝居、感情燃えざるを得ませんでした。

7月1日から3日、いよいよギリシャ、オリンピックの関連イベント「カルチェラル、オリンピックアード」の一環として「オイディプス王」が参加しました。小生初めてのギリシャ、しかも劇場は2千年前の古代劇場パルテノンの神殿が見下ろすヘロデス、アティコス劇場。芝居は夜9時ちょうど満月、4千の客。ガァーン、ガァーンと鳴り響くドラの音とともに始まる「オイディプス王」。ブラボーの大声援のカーテンコール、言葉に言い表せない感動に全身震えを覚え、俳優として喜びを味わいました。

8月、9月、NHK金曜時代劇、「最後の忠臣蔵」の収録で京都通い。六話のうち二話ですが、暑い最中での雪の討入り、皮肉なものです。内蔵助−北王路欣也さん。寺坂吉右衛門−上川隆也さん。小生吉田忠左ヱ門。放映は2004年11月5日(金)21時15分から21時58分が一回目です。

現在9月15日。10月明治座、里見浩太郎特別公演「忠臣蔵」の稽古が始まりました。10月1日から29日、役は小野寺十内。このところ、忠臣蔵に追いかけられている日々です。心温まる芝居です。是非観に来てください。

12月は久しぶりの文学座アトリエ公演、原作ジョン・サマヴィルの「ザ・クライシス」危機の13日間−あとちょっとで世界は滅んだ。この芝居、映画にもなった「ザ・サーティーンズ」のキューバ危機が題材で、実に現在の世界情勢とタイムリーな企画だと思います。小生は国連大使、詳しくは次回お知らせいたします。

 

興味のある方はこちらにてメイルをお待ちしております